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内部管理体制の強化
No.648 | 2024年4月号今月の視点
「この会社の事業は急成長しているが内部管理体制の整備が遅れている」という指摘をよく聞く。開発、調達、生産、営業等、事業推進体制の強化に力を注いで大きく発展しても、「事業計画の精度や業績の安定性に不安がある」「特定の人にしかわからない仕事があり、何かあれば仕事が滞ってしまう」「しっかりした業務基準がなく、いつ問題が起きてもおかしくない」といった悩みを抱えている会社は少なくない。
企業が永続的に発展するためには、事業基盤とともに、内部管理体制を強化することが必要だといわれるが、「内部管理体制」の範囲は漠然としていて、何から手を着けるべきかわかりにくい面もある。
内部管理体制の強化というとき、どのような目的で、何を対象にどうするのがよいのか、また、その留意点は何かを考えてみたい。
目次
- 1 内部管理体制強化の事例
- 2 内部管理体制強化の目的
- 3 内部管理体制強化の要点